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　2015年9月5日に医療法人コスモス会様が医師接遇研修を開催され、弊社研修企画室室長の加輪上有里と小西郁子が講師を務めさせて戴きました。

昨年に引き続き、「患者様主体の医療を」という病院理念の下、コスモス会様で日々従事されている新入医師を含めた６名の方々がそれぞれ接遇に関して、また日頃の患者様応対に関して、高い問題意識を持ち研修にご参加くださいました。研修の冒頭でコスモス会スタッフの皆様方が、すでにメディカルプロフェッショナルとして接遇向上に取り組んでいる事をお伝えし、接遇意識の共有化を図りながら、日頃の患者様応対についての疑問やご意見を医師と講師でディスカッションしながら進めて参りました。

チーム医療としてのさらなるサービス向上を目指すために、医師として患者様にどのような応対が必要なのか、まず日頃の応対をVTRで撮影して、自身を客観視して戴きました。患者様に安心感と信頼感を与える好感度の高い応対と5つの接遇スキルを理解したのち、VTRで浮き彫りになった課題点から思いを形にするために必要な接遇マナーを、実技や実習を交えながら体得して戴きました。

各院における患者様の特徴を理解し、常に患者様の心に寄り添い、配慮ある応対ができるよう、診察時によくある事例をロールプレイ形式で行いました。

他の医師の応対シーンを見ることで、また診察について医師間で意見交換することで、日頃の応対を振り返り、さらによい応対について考えていただく場となりました。

どの医師が対応しても同じレベルで質の高い医療が提供できるよう、また、患者様に満足戴けるよう、医師同士で意見交換しあい、より高度なチーム医療実現のために、研修終了時には院長から模範応対例と最新の医療情報共有をして戴きました。

日々医師から率先垂範をし、組織のさらなる接遇向上を目指し、患者様主体の医療を追求されている皆様方の姿勢に改めて感銘を受けました。

お忙しい中ご参加くださり、真摯に取り組んでくださった医師の皆様方に感謝申し上げますとともに、皆様方のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。

【受講者様の声】　アンケートより一部抜粋

・接遇＝人間力という言葉がとても深いと思いました。人と人との対応ですし、自分を省みる機会になりました。ありがとうございました。

・VTR撮影、ロールプレイで気づかされることが多かったです。

・改めて気づくことがたくさんありました。言葉が必要。勉強になりました。

・わかりやすかったです。具体的イメージができてタメになりました。
 

〈研修風景〉