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2014.01.31 
第4回医療と産業の国際交流シンポジウム in関西

2013年12月14日(土)、一般社団法人医療国際化推進機構http://imsaj.com/の主催、経済産業省近畿経済産業局、在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館、一般社団法人Medical Excellence JAPAN、日本医療機器産業連合会のご後援を賜り、「第4回 医療と産業の国際交流シンポジウム in関西」が、大阪大学中之島センターの佐治敬三メモリアルホールで開催されました。

 はじめに、厚生労働省医政局 医療統括管理官佐原康之様より、「医療国際展開の厚生労働省の取り組みについて」と題して、厚生労働省と新興市場各国の保健省との関係協力について主に以下の点についてお話し戴きました。

① 先端医療についての技術移転、医療機器や医薬品の紹介、官民一体のトップセールスについて。
② 公的医療保険制度の紹介 相手国への導入促進について。
③ 日本で承認を受けた医薬品、医療機器などの各種規制や、相手国政府での審査早期化について。

 次に「医療機器産業の海外展開に向けた取り組みについて」と題して、日本医療機器産業連合会 会長中尾浩治様(テルモ株式会社代表取締役会長)より、持続的な成長を続け、知的集約型の医療器市場は、モノづくりに優れ、高齢化の最先端を進む日本でこそ育成する産業であること等をご講演戴きました。また「医療を通じて社会に貢献する」を企業理念に掲げ、グローバル戦争を勝ち抜くための「企業風土改革」に触れられ、人材育成とイノベーションの観点からもお話しを戴きました。

 第3演題は「シンガポール&マレーシア医療と産業の海外都市視察報告」と題して、3名の講師様がご講演をなさいました。

l  「シンガポールの病院建設」 
 講師:五洋建設株式会社  建設部門 建築営業本部 営業部長   高賀茂 洋史様

l   「イスカンダル・マレーシア開発」 
 講師:三井物産株式会社  環境・新エネルギー事業部 次長   谷垣 匡輝様

l  「バイオポリス、タントックセン病院 、デュークメディカルスクール」
 講師:一般社団法人医療国際化推進機構  副理事長(滋慶学園グループ総長 )浮舟 邦彦様

 同シンポジウムは、年末の多忙期にも関わらず、また北風の吹く寒い中、100名を超える多くの参加者にお越し戴きました。講演会終了後の情報交換会では、講師と参加者相互の闊達な意見交換や、次回のシンポジウム開催予定についての報告がなされました。

 弊社は今回も受付接遇、誘導等の業務を担当させて戴きました。医療産業が日本の重要な産業としてますます展開する中、様々な分野からお越し戴いた講師の皆様の次代を先導する先進的なシンポジウムのお手伝いを出来ますことをメンバー一同、心から御礼申し上げます。有難うございました。
 

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