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2013.03.20 
【学校法人須磨浦学園須磨浦小学校様の「国際マナー」授業】

 アメリカ・オレゴン州ポートランド市への海外研修旅行を目前に控えた同校6年生の児童の皆様に向けて、「国際マナー」の授業を担当させて戴きました。

この海外研修旅行は姉妹提携校であるリッチモンド小学校での学習に加え、8泊中6泊のホームステイが組み込まれており、アメリカでの生活そのものを体験できるカリキュラムであるため、「国際マナー」の習得は大変重要であると感じておりました。

子どもは大人と違い、今どうしてそれを学ばなければならないのか?目的がはっきりしなければ、なかなか学ぶ気持ちにはなれません。まずは、「マナーとは何なのか?」また、「なぜマナーを学ぶ必要があるのか?」をしっかり理解していただいた上で、「国際マナー」習得の必要性へと導きました。マナーとは、「相手への思いやり」や「相手を敬う心」を言葉、態度などの「形」で示すものであり、皆様がどんなに優しい心を持っていても、ただ心の中で思っているだけでは相手には決して伝わらない、ということを丁寧に説明いたしました。

前職の客室乗務員時代に多くの人達と出会い接してきた経験から、感じがいいと思われる人にはいくつかの共通点があること、そしてその共通点を「感じがいい!と思われる人のマナー5原則」(①笑顔 ②挨拶 ③身だしなみ ④言葉遣い ⑤立ち居振る舞い)としてお伝えいたしました。感じがいい=第一印象がいいということ。皆様にも第一印象のいい人になっていただくため、渡米前に是非身につけていただきたい笑顔・挨拶・立ち居振る舞い、の実技のうち、特に立ち居振る舞い(美しい立ち姿)での実技では全員が積極的に参加し、文字通りの美しい立ち姿を体得することができました。

小さな日本大使として児童の皆様が、堂々と外国人の方と挨拶することができるように、時間をかけて握手の練習をいたしました。形だけできていればいいのではなく、「笑顔」と「言葉」と「心」を添えることが大切であるとお話いたしました。外国人との会話を弾ませるために身につけていただきたいこともいくつかお話いたしました。相手に興味を持ち、相手のいいところを見つけて褒めるというワークでは、最初は照れていたものの、徐々に簡単な英語を交えながら楽しく進めることができました。

6泊のホームステイ先での生活が楽しいか否かで今回の海外研修旅行の印象が左右されてしまうと言っても過言ではない背景から、ホストファミリー先でのマナーを重点的にお伝えいたしました。ホームステイ先では、お客様としてではなく家族の一員として行動し、住み慣れた日本の自分の家との違いを楽しもうとする心構えが非常に大切であることも併せてお話いたしました。

自分に必要だと思うことを自らで判断し、メモに書きとめる児童の皆様の姿を見て、さすが、須磨浦小学校の児童と感心いたしました。終始キラキラ輝く眼差しで答えてくださった須磨浦小学校の児童の皆様が、マナー(=相手を思いやる気持ちを言葉や態度で表すこと)を身につけ、いつの日か大きな舞台で活躍されることを心より願っております。

《学校法人須磨浦学園須磨浦小学校》 

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《講義風景》

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